インランド・エンパイア
2007年8月4日 映画ここのレビュー機能で最初にレビューした映画が「マルホランド・ドライブ」。で、100件目がやはりリンチの新作、「インランド・エンパイア」である。
リンチがインスピレーションに基づいて適当に取り貯めた映像群をつないだ感じで、あまり資金が集まらなかったらしい本作、
すっかりおばさんになったローラ・ダーンのやりすぎなまでのアップがひたすら出てくるのがとりあえずすごい。
っていうか、基本的にカメラ寄り過ぎ!という映像がしつこいぐらいに出てくる。
でもって、劇中劇(オリジナル)、劇中劇(リメイク)、それぞれのキャストのプライベート、(+幻想世界)という同じテーマのストーリーが複雑に絡み合って、例によってどれが現実なのかよくわからないまま3時間が経過する。
てな感じでリンチ好き以外にはとてもオススメできない代物なのだが、いろいろと出てくる伏線(?)やシークエンスを自分なりに組み立てて解釈するのがリンチ映画の楽しみ方だと思うので、個人的には今回もなかなか満足だった。
いろいろと考えて自分なりの解釈を出したあとにパンフレットの解説者の解説を読む。なるほど、そういう解釈が妥当かも、と納得。
蛇足になるが、裕木奈江が最後に出てくるけど、とても36歳には見えないのがすごい。
リンチがインスピレーションに基づいて適当に取り貯めた映像群をつないだ感じで、あまり資金が集まらなかったらしい本作、
すっかりおばさんになったローラ・ダーンのやりすぎなまでのアップがひたすら出てくるのがとりあえずすごい。
っていうか、基本的にカメラ寄り過ぎ!という映像がしつこいぐらいに出てくる。
でもって、劇中劇(オリジナル)、劇中劇(リメイク)、それぞれのキャストのプライベート、(+幻想世界)という同じテーマのストーリーが複雑に絡み合って、例によってどれが現実なのかよくわからないまま3時間が経過する。
てな感じでリンチ好き以外にはとてもオススメできない代物なのだが、いろいろと出てくる伏線(?)やシークエンスを自分なりに組み立てて解釈するのがリンチ映画の楽しみ方だと思うので、個人的には今回もなかなか満足だった。
いろいろと考えて自分なりの解釈を出したあとにパンフレットの解説者の解説を読む。なるほど、そういう解釈が妥当かも、と納得。
蛇足になるが、裕木奈江が最後に出てくるけど、とても36歳には見えないのがすごい。
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