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ダイヤモンド業界の闇を暴く社会派映画か、と思いきや、そのへんの社会的なテーマは味付け程度で、稀少だというピンクダイヤモンドを敵地まで潜入して取りに行くという大作アクション映画。

ダイヤモンド業界の闇に関しては味付け程度といいつつも、アフリカでの紛争や密輸、少年兵の問題などをぎゅぎゅっと詰め込んでいて、さりげないながらも密度は濃いと思う。

というかディカプリオ演じる、ゴルゴ並の能力を持った元傭兵がかっこよすぎで、テンポの速いアクションシーンに目が奪われる。

難しい問題については映画を観たあとでシエラレオネについてWikipediaとかで調べてみるなどすればよいわけで、興味をそそる程度に触れておいて、あとは娯楽に徹するというスタンスはありだなあと思った。

というわけで、上手い構成の映画だなあと感心することしきりなのであった。

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