U-21

U-21の日本×中国。

まず中国、前線の守備がかなりしっかりしていた。
あとは10番の選手が上手い。
しかし、中盤以降日本を捕まえきれてなかった。
面白いチームではあるが、これがフル代表8人輩出してるチームだとすると、ちょっとショボすぎだろ。
照準は、北京というより南アフリカ？

さて日本。
若い世代とはいえわりと強そうな中国相手に、守備が安定していたし、視野広く、素早くボールを回して攻める攻撃も壮観だった。
何度かのカウンター攻撃は観てて気持ちよかった。
ワールドユースでも安定感をみせた西川君、ファウルが多いけどガッツ溢れる青山（直）君をはじめとする3バック、攻守に献身的な青山（とし？）君、梶山君、サイドで躍動する本田君、中村君、スピード溢れる苔口君、前線でゲームを作る増田君、
みんな素晴らしい。

システムは3−2−2−2−1なのだけど、フィジカルが弱い日本人にトップ下は向いてないと思っている俺的には納得のシステム。
素早いパス回しや、図体がでかいためにマークせざるを得ない平山君を囮に使うなどして相手を混乱させて、日本が誇るMF陣をフリーにして空いたスペースに飛び込ませる、というのは日本人にもっとも合っている攻撃方法だと思う。
この場合、MF陣の運動量とバランス感覚が重要なわけだけど、守備的MFの梶山君、青山君がよくやっていた。

海外に行った黄金世代が軒並み低い位置のMFやサイドで起用されているように、やはり相手のプレッシャーが通常かかりにくいところからゲームを作ったりしつつ、たまにバイタルエリアにすばしこく飛び込んでくるのが日本人に合っているプレーだと思うのだ。
この場合、目くらましとして巨大な平山君の役割はかなり重要である。

さて平山君だけど、基本的にやる気を感じないイマイチなプレーが多いのだが、突然凄いプレーを見せたりして、なんだかスケールがでかすぎて意味不明だ。
中村君のナイスクロスをキーパーが処理ミスしたのが腕に当たったゴールは、スケール感のあるオモシロゴールだった。。。
現状だと囮としてしか機能しない感じだし、
ムラが多すぎるが、精神的に成長すれば、凄いプレイヤーになるのだろうなあ。。。