決勝ラウンドの顔ぶれが揃ったよ

ということで、各試合に期待するコメントなどを。

ドイツ×スウェーデン。
グループリーグではなんとか守備の建て直しをみせたドイツが、今大会初めて対峙する強豪、スウェーデンの攻撃陣を抑えられるか？
一方、なかなかの破壊力のドイツ攻撃陣も伝統のスウェーデン守備陣を攻略できるのか？
ということで、両チーム攻撃陣の活躍に期待。

イングランド×エクアドル。
テノリオ、デルガドの2トップがイングランドの守備にどこまで通用するのかに注目したい。
まあ、普通に考えるとイングランドが順当勝ちしそうな。

アルゼンチン×メキシコ。
お互い、パスサッカーが持ち味。しかし、グループリーグでだんだん調子を落としていったメキシコと、異次元サッカーをみせるアルゼンチンでは格が違う印象。

ポルトガル×オランダ。
どうも組織力がイマイチなオランダは、アルゼンチン戦で組織守備を見せた。
この因縁のカードで、オランダがどれだけ組織力を発揮できるかがポイント。

イタリア×オーストラリア。
ヒディンクのチームとの対戦という意味で、イタリアは雪辱に燃えているはず。
イタリアの中盤のプレスがかかるかどうかがポイント。完成された21世紀の堅守速攻が炸裂するかどうかが見所だ。

ブラジル×ガーナ。
中盤の展開力は素晴らしいが、エッシェンを欠き、決定力もいまひとつなガーナ。
波乱無くブラジルが順当勝ちしそうな予感。

スイス×ウクライナ。
堅守速攻で輝く安定感あるスイスと、攻撃力はあるが守備がイマイチな初出場ウクライナという渋いカード。
ウクライナにも、攻撃のリズムができれば勝機はあるはず。
どっちが勝っても8強はサプライズだが、ここはスイスに頑張って欲しい。

スペイン×フランス。
今大会強豪国と対戦してないスペインと、なんとか決勝ラウンドに進んだものの調子がイマイチなフランス。
8強で初めて強いブラジルと当たるとなると、かなり微妙な気が。
スペインは、運がいいんだか悪いんだか。
一方のフランスは、稀代の名選手ジダンの引退がちょっぴり延びたが、ここは是非若さ溢れるチームに道を譲っていただきたい。
というか、そういうドラマが観たい。