スペイン×チュニジア。

緒戦、得意のスタイルに終始してしまい真の実力がわからなかったスペイン。
この試合、チュニジアがスペインの守備のミスを突いて序盤に先制し、守備を固めてのカウンターサッカーで勝ち点を狙う、
というスペインの実力を試すにはうってつけの状況がめぐってきた。

中盤までは圧倒的にボールを支配するスペインは、あの手この手でチュニジアの守備を崩そうとするも、いまいち連動性を欠いて崩せない。
セットプレーやミドルシュートも、チュニジア守備陣の必死のプレーに阻まれ、やや単調になる場面も。

というわけで、やはりスペインの実力はこの程度か、と思った後半30分過ぎ、スペクタクルが生まれた。
途中投入された右サイドのホアキンが一度突っかけて空いたディフェンスライン前のスペースに転がすと、トーレスが華麗にスルー。これまた途中投入のセスクが放ったゴロシュートをキーパーがはじく。
ここに詰めていたのは、やはり途中投入のラウール・ゴンサレス・ブランコ!!!
ハテムトラベルシの背後から現れて、華麗に押し込んだ。
ようやくみせた相手を幻惑する連続プレーで、同点に。

さらに、再三裏を狙ったりポストプレーしたりしていたトーレスが、セスクからの裏へのスルーパスに反応。
右足アウトサイドでの華麗なループシュートで逆転。
こうなると勢いが止まらないスペインは攻撃陣の動きがよくなり、ラウルのセンタリングに反応したトーレスが空中で抱きつかれ押し倒されるというセクハラを受けてPK獲得。
トーレスはこれで二戦連続でのセクハラからのPKゲットである。
ホモの好みはよくわからないが、トーレスはホモ人気が高いのだろうか?
このあたり、是非織田裕二のコメントでも求めたいところだ。
というわけでこれをトーレスが決めて3−1で見事な逆転勝利。

課題の堅い守備を崩す練習ができたうえに、途中投入の選手起用がすべて的中というできすぎの結果で連勝したスペインが勝ち抜け。

次のサウジ戦、相手のレベルが低すぎるけど、今度は中盤からの早いプレッシャー対策の練習ができればもうけものだ。

チュニジアは、豪州戦の日本よりはマシだったものやっぱりダメでした。さようなら。

さて、1位通過がほぼ間違いないであろうスペインは、ひょっとしたら決勝ラウンド1回戦でかんこくと当たるかもしれない。
4年前、かんこくの不正行為で無理やり負けさせられた悪夢のリベンジを果たす機会が巡ってくるかどうか、注目である。

または、相手がスイスだったら、初めて強い相手と当たることになりこれまた楽しみ。

ただし、まだ本当に強いチームと戦ってないので、やっぱり8強以上の成績が残せるかどうかは未知数だなあ。

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