イタリア×アメリカ。

序盤、いきなり攻勢に出たアメリカに中盤を寸断されたイタリアはリズムを作れず苦戦。
守備でも、緒戦でみせた中盤プレス、最終ラインでの鬼跳ね返しという2段構えができてなくて、最終ラインで危なっかしくも跳ね返すだけ。
完全なアメリカペースだ。
しかしながら、右サイドからのピルロの絶妙なフリーキックをジラルディーノがダイビングヘッドして見事に先制。
さすがイタリア、と思いきや、なんとそのあとザッカルドが絶妙なオウンゴールで試合はふりだしに。
これにキレたデ・ロッシが前線でタワー役をこなすマクブライトに真空飛びエルボーをお見舞いし、テロの現行犯で退場。
しかしタワーへのテロリズムには敏感なアメリカも、ブッシュよろしく報復攻撃を開始。
ピンポイント爆撃で敵の司令塔ピルロにスライディングをお見舞いして一人退場、さらに前線の選手に劣化ウラン攻撃をお見舞いしたセンターバックのポープまで退場。
「法王」とは名ばかりの残虐行為だ。これには、国土にローマ法王領を奉じるイタリアも一本取られたか。

というわけで、3人いなくなってずいぶんとすっきりしたピッチ上では、ひとり多いイタリアは途中投入されたガットゥーゾ、デルピエロ、イアクインタがよく働いて反撃を狙ったが、つるっぱげケイシーケラーの好セーヴにあって加点できず。

対するアメリカも、途中投入された選手がナイスシュートを放つも、テロ攻撃の後遺症か、オフサイドライン前でブッフォンの視界をさえぎってしまったマクブライトがプレーに関与したということでノーゴール。

一人多いイタリアは、ファウルくれとばかりにごろごろ転がるばかりでやる気無し。

サッカーの試合なんだかよくわからない見世物興行はイタリアが独り相撲で敵陣自陣に一回ずつ叩き込んだまま痛み分け。

イタリアは、緒戦でみせた完璧なサッカーが見る影もなく、単調なサッカーに終始してしまった。
アメリカ守備陣に2トップが完全に抑えられていたということもあるが、
一体なにがあったんだあ???

というわけで試合が行われたカイザースラウテルン、日本×豪州戦で豪州の残り10分3点ゲット逆転劇に続いて、今度は血で血を洗う3人退場劇が。

グループリーグではあと2試合、パラグアイ×トリニダードトバゴ戦とスペイン×サウジ戦が控えているが、これまた「3」にちなんだ惨劇が起きるのか、要注目である。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索