イングランド×パラグアイ。

B組は英国、パラグアイ、スウェーデンという守備に定評のある3チーム+おそらく32チーム中最弱のチームという組み合わせ。

このカードはなんとなくスコアレスドローなんじゃないかなあ、と思ったら、まあ似たような結果だった。
パラグアイは、いきなりオウンゴールしたり、キーパーが負傷したりなど立ち上がりがグダグダでかなり凡戦の予感がしたのだが、なんとか立て直してくれてよかった。

が、結局寄せたり引いたりの変幻自在なイングランド守備陣の前に何もできず、イングランドの調整試合みたいな感じになってしまった。
後半早々にオウンゴール一点だけで満足して守備固めに走る采配からして、
「まあとりあえずこんなものかな」感が漂っていた。
前半は、かなり展開がスピーディーで楽しかったのだが。

イングランドは、ベッカムがかなりの切れをみせていたし、ジョーコールのドリブル、ランパード、ジェラードの長距離砲も健在。(ジェラードはふかしてばっかだったが)
当然最終ラインは安定していた。
なにより驚いたのは、クラブ選手権で観たときはでくのぼう感が漂っていたクラウチが、かなり成長していたこと。
もともと足元が上手いとかいわれていて、一体なんのことやらと思っていたのだけど今日やっとわかった。
やはりあの頼りない風貌と、でかすぎることとで動きがコミカルに見えてしまうというお笑い面と、効果的なポストプレイヤー・FWとして活躍する実力面を兼ね備えた、数少ないプレイヤーに化けつつある。
クラウチ、今大会の要注目プレイヤーだ。

一方のパラグアイは、伝統の守備の強さと攻撃のコマの希薄さが健在。
点を取らないことには勝ち抜けないので、今回のグループはちとつらいか。

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