欧州チャンピオンズリーグ決勝戦、FCバルセロナ×アーセナルをタイムシフトして観た。
放送局の都合で番組が5時で区切られており、危うく録り損ねるところだった。。。
しかも、自動録画してくれた5時からの枠が40分なので、結局全部観れたものの放送時間ぎりぎり。
昨年のデュデクダンスを生で見逃しただけに、同点になったときは「またか!」と思った。
というわけで、タイムシフト視聴的には最後までスリリングな展開だったが、衛星回線の不良とやらでラジオ状態が続いていたのを飛ばせたので、そういった意味ではよかった。
さて、肝心の試合内容だけど、フィジカルと組織守備+カウンターのアーセナル対、技術とパスサッカーのバルセロナ、
というまさにプレミアリーグとリーガエスパニョーラのスタイルを体現するチーム同士の戦いとなり、興味深かった。
圧巻だったのは、驚異的な破壊力を誇るバルセロナの攻撃陣を、ひとり少ない人数で凌ぎ続けたアーセナルの守備。
よく組織されているのに加えて、フィジカルの強さが効いていたと思う。アンリのコンディションはかなりいいみたいで、攻撃はほぼアンリだけでやっていたといっても過言ではないだろう。
一方のバルセロナは、ロナウジーニョのコンディションが完璧ではなかったようにみえたのと、繋ぎ過ぎな感があってリズムをなかなか作らせてもらえてなかった。
さらには、審判のスキャンダルの影響だと思うのだが笛がアーセナル寄りだったのも結果的に試合を面白くした。
最初のドラマ、プッツンしなくなったレーマンが1対1でエトオの足をがっちり掴んで退場した場面。
ロナウジーニョの技ありスルーパスの成せる技だったが、レーマンの退場はルール上当たり前だとしても、PKじゃないんだからアドバンテージで得点を認めた後で、危険行為自体を罰する、というジャッジもありなんじゃないかなーと思った。
あれが起こった直後に咄嗟に笛吹いちゃってたのかな。
しかしここでバルサが得点できなかったことによって、次のドラマが面白くなった。フィジカルがいまいちなバルサの弱点を突いてセットプレーからキャンベルが得点し、一人少ないアーセナルがリードしたからだ。
そんなわけで、アーセナルがこのまま凌ぎきるのか?と思ったのだが、ライカールトが投入した選手起用が次々と当たった。
エジミウソンに変わったイニエスタが攻撃のリズムを作り、ファンボメルに変わったラーションが起点となって同点、さらにオレゲールと交代したベレッチが、ふたたび起点となったラーションのボールをもらって逆転弾を叩き込んだのである。
選手層の厚さのなせる技だが、アーセナルも選手層は薄くは無く、手持ちの攻撃的カードはあったものの、レーマンの退場のせいでプランが狂ってしまったようで、後手後手に回ってしまった。
というわけで、結局ロナウジーニョのたったひとつの決定的な仕事が全てを決した試合だったといえよう。
いやー今年もいい試合だった。
放送局の都合で番組が5時で区切られており、危うく録り損ねるところだった。。。
しかも、自動録画してくれた5時からの枠が40分なので、結局全部観れたものの放送時間ぎりぎり。
昨年のデュデクダンスを生で見逃しただけに、同点になったときは「またか!」と思った。
というわけで、タイムシフト視聴的には最後までスリリングな展開だったが、衛星回線の不良とやらでラジオ状態が続いていたのを飛ばせたので、そういった意味ではよかった。
さて、肝心の試合内容だけど、フィジカルと組織守備+カウンターのアーセナル対、技術とパスサッカーのバルセロナ、
というまさにプレミアリーグとリーガエスパニョーラのスタイルを体現するチーム同士の戦いとなり、興味深かった。
圧巻だったのは、驚異的な破壊力を誇るバルセロナの攻撃陣を、ひとり少ない人数で凌ぎ続けたアーセナルの守備。
よく組織されているのに加えて、フィジカルの強さが効いていたと思う。アンリのコンディションはかなりいいみたいで、攻撃はほぼアンリだけでやっていたといっても過言ではないだろう。
一方のバルセロナは、ロナウジーニョのコンディションが完璧ではなかったようにみえたのと、繋ぎ過ぎな感があってリズムをなかなか作らせてもらえてなかった。
さらには、審判のスキャンダルの影響だと思うのだが笛がアーセナル寄りだったのも結果的に試合を面白くした。
最初のドラマ、プッツンしなくなったレーマンが1対1でエトオの足をがっちり掴んで退場した場面。
ロナウジーニョの技ありスルーパスの成せる技だったが、レーマンの退場はルール上当たり前だとしても、PKじゃないんだからアドバンテージで得点を認めた後で、危険行為自体を罰する、というジャッジもありなんじゃないかなーと思った。
あれが起こった直後に咄嗟に笛吹いちゃってたのかな。
しかしここでバルサが得点できなかったことによって、次のドラマが面白くなった。フィジカルがいまいちなバルサの弱点を突いてセットプレーからキャンベルが得点し、一人少ないアーセナルがリードしたからだ。
そんなわけで、アーセナルがこのまま凌ぎきるのか?と思ったのだが、ライカールトが投入した選手起用が次々と当たった。
エジミウソンに変わったイニエスタが攻撃のリズムを作り、ファンボメルに変わったラーションが起点となって同点、さらにオレゲールと交代したベレッチが、ふたたび起点となったラーションのボールをもらって逆転弾を叩き込んだのである。
選手層の厚さのなせる技だが、アーセナルも選手層は薄くは無く、手持ちの攻撃的カードはあったものの、レーマンの退場のせいでプランが狂ってしまったようで、後手後手に回ってしまった。
というわけで、結局ロナウジーニョのたったひとつの決定的な仕事が全てを決した試合だったといえよう。
いやー今年もいい試合だった。
コメント
僕も、レーマンの件についてはアドバンテージで得点を認めるべきだったと思います。
あれでも十分ドラマチックで面白い試合でしたが、実力が拮抗していただけに、レーマン退場がなければもっと面白かったのかと思うと微妙に残念です。