日本の配給会社が及び腰だったのを、インターネット署名とかで公開にこぎつけたという話題の映画を鑑賞。
ユーロスペースが、シアターNとかいう名前に変わってた。。。

この内容でなんで配給会社が及び腰になるのかよくわからなかったが、
(儲からないという理由だそうだけど)
まあなんというか、人間があるラベル分けを元に残酷になれるのは昔からの本能なのかなあ、と思うのみだった。
ここでのラベルはフツ族、ツチ族、という、下記の解説や映画で語られている内容によると大した違いはない2つであるわけで。
あるグループの一人がそうだと、みんな同じに違いないと思い込んでしまいがちな危険な習性はなんとかならないもんですかね。

また、ラベルというのはグループを団結させたりするのによく利用されるのでこれまたタチが悪い。

こういうラベルとか色眼鏡とかの心理を無くす方法が発明されたら、ノーベル賞ものだとは思うけどなかなか難しいところだろう。

原因を作った欧米がなにもしてないとか、テレビを観た人が無関心だとかそういうのは、もはや当たり前のことなのでなんとも思わなかった。
原因を作ったから責任を取れとか、テレビで事件を知っているのに何もしないのは罪だとか、そういう押しかけ問答をする暇があったら問題を取り除くには最良の選択肢は何かを考える方に頭を使った方が得策というものでしょう。

まあそんなわけで、たとえば日本でも、出身国の独裁者のためにせっせと送金したり現住国の不利益を働いたりするグループもいれば、糖尿デブとルーマニア国旗風な趣味の悪い三色旗を神輿にかついだ危険なグループもいるわけで、あまり人事ではないよな、と思うのであった。

ルワンダの問題については、このへんが詳しい。
http://c-cross.cside2.com/html/bp0ri001.htm

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