偽善系―正義の味方に御用心!
2006年3月7日 読書
ISBN:4167655047 文庫 日垣 隆 文藝春秋 2003/05 ¥720
タイトルにひかれて読んでみたものの、田中康夫が知事になる前の長野県政についての章以外はあまり面白くなかった。
その他、少年法とか教育制度とかをいろいろ斬ってはいるんだけど、なんというか論理展開が強引だというか、まあそんな考え方もあるよね、程度にしか思えずこの本の文章に引き込まれることがまったくなかった。
(長野県の章だけは、主張と根拠にあげるデータがしっかりしている印象を受けたからか、面白かったけど)
佐高信の悪口の章なんかは、佐高氏が嫌いな人に取っては楽しいのだろうけど、よく知らない俺が読む分にはどうでもいい細かいことをいろいろ挙げて叩いているし。
というわけで、この人の考え方に近い人は読んだら多少は楽しいのかもしれないけど、近く無い人を引き込むほどの内容ではないと思う。
書評の章なんかは、ページ数かせぎである雰囲気がぷんぷんのダラダラした駄文だった。
「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」でもそうだったけど、後半部にありがちな余計なページ数かせぎは、本全体としての印象が薄くなるからやめたほうがいいんじゃないかなあ。
まあ、いろいろ大人の事情があってこういうページ数かせぎが乗っているんだろうけど。。。
そんなわけで、買ってまで読む本じゃないですわ。
タイトルにひかれて読んでみたものの、田中康夫が知事になる前の長野県政についての章以外はあまり面白くなかった。
その他、少年法とか教育制度とかをいろいろ斬ってはいるんだけど、なんというか論理展開が強引だというか、まあそんな考え方もあるよね、程度にしか思えずこの本の文章に引き込まれることがまったくなかった。
(長野県の章だけは、主張と根拠にあげるデータがしっかりしている印象を受けたからか、面白かったけど)
佐高信の悪口の章なんかは、佐高氏が嫌いな人に取っては楽しいのだろうけど、よく知らない俺が読む分にはどうでもいい細かいことをいろいろ挙げて叩いているし。
というわけで、この人の考え方に近い人は読んだら多少は楽しいのかもしれないけど、近く無い人を引き込むほどの内容ではないと思う。
書評の章なんかは、ページ数かせぎである雰囲気がぷんぷんのダラダラした駄文だった。
「日本がアルゼンチンタンゴを踊る日」でもそうだったけど、後半部にありがちな余計なページ数かせぎは、本全体としての印象が薄くなるからやめたほうがいいんじゃないかなあ。
まあ、いろいろ大人の事情があってこういうページ数かせぎが乗っているんだろうけど。。。
そんなわけで、買ってまで読む本じゃないですわ。
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