中期的な感想としては。。。

2006年3月6日コンピュータ

地デジのHDDレコーダーが欲しいと思って、スゴ録の最上位機種を買い、はや3ヶ月が経過。

買ったばかりの頃はわからなかった使い勝手も、使い続けることでわかってくる。
というわけで良いところと悪いところが大体見えてきたので、再レビューだ。

満足な点
・クロスメディアバーによる直感的な操作は、レスポンスも早いし、まあそれなりに便利。
・おまかせ学習が趣味志向を多少理解してくれたっぽい。
・地デジ番組をタイムシフトできるところ？（まあ、この機種だけの特徴ではない）

不満な点
・DR画質以外で録画中は、DR画質で録画した番組が再生できない。勝手にがんがん録画するおまかせ録画をHDDを圧迫するDR画質で録るわけにはいかないので、大体DR画質以外の録画が裏で行われていることが多いのだが、お目当てのDR画質で録画した番組がその時間帯に観られないというのはかなり不便。また、おまかせ録画が始まるときにDR画質の番組を観ていたら、確認ダイアログすらでずに強制的に再生が停止させられるのは不親切な仕様だ。（CoCoon（PSXもそうらしい）はちゃんと確認ダイアログが出たのに。。。）

・指定して録画した番組は、毎週録画で上書きする設定になっていない場合、手動で消すしかない。それに気付かなくて、HDD容量がいつのまにか圧迫されていた。。（これまた、CoCoonだと1週間とかで勝手に消えてくれて便利だったのだが。。。）
CoCoonに慣れてしまっているから、手動で消すのはめんどくさいんだよな。。。

・ジョグダイアルの決定ボタンをまっすぐ押そうとしても、横に倒れて誤操作することがある。スティック部を太くするとか、押下しやすい形状に変更してくれたらありがたい。

というわけで、フラッグシップモデルのわりには細かいところに手が行き届いてない不親切な仕様が多いというがっかりな出来だということがわかった。
いち早く地デジ番組をタイムシフトしたいという要求は満たされたが、最低限度の欲求が満たされただけで他の喜びがほとんどないというのはあまりにもさびしい。
（クロスメディアバーの操作感は、たぶん快適なんだろうけど、他のデメリットの印象が強すぎる。。。）
安くない買い物なので、やはりダブル地デジチューナーモデルがでるまで待つべきだったか、、とちょっと後悔したりもする。
CoCoonはもうちょっとましだったんだけどねえ。。。
そもそも、CoCoonの流れを汲んでいるはずのスゴ録にCoCoonのいいところが継承されてないというのはどういうことなんだ？

というわけで、ソニーという会社の実力を垣間見たような気がしますよ。。。
もっとがんばれ、ソニーさん。