松井

日本×アンゴラ戦。
アンゴラって数年前まで内戦やってる国じゃなかったっけ？と思ったらやっぱりそうだったので、サッカー協会があってW杯出られるレベルのチームを作ったということに驚いた。

で、今日の試合はというと。。。
アフリカのチームというと強いときは凄まじい爆発力だけど弱いときは凄まじく手応えが無い、というムラのあるチームが多いけど、
（2006年でアフリカ5チーム中4チームが初出場というのもそこに原因があるのでは？）
今日のアンゴラに関しても、これでよくW杯の切符が手に出来たもんだ、という印象で、スピードも運動量も技術も組織力もまったくもって感じられない凡庸なチーム。

その凡庸なチーム相手に、前半こそ散々のチャンスを迎えたが肝心の2トップが決められず、落ち着いて中盤が分断されるようになるとビルドアップすらできなくなり、松井が入るまではまったく攻撃できなくなってしまった。
それどころか、ディフェンスライン前で落としたのを中盤の選手に走りこまれる展開が多々あった。
それやらないといけないのは、日本ですから！
あんな相手に中盤で負けてどうするのよ？
相手の中盤にもうちょっと技術の優れた選手が居たらアウトだった。

3バックなので、両翼の選手はもっと攻撃に絡んでかないといけなかったのだけどまるで効いてなかったなあ。。。特に、今日もサントスの貧相な守備センスと相手に自信を与えるドリブル突破は健在。
もはや俺の中では、カンポちゃん、シルベストル、マルレ、うちのチームの毛抜き変態並のお笑いプレーウォッチングの対象として昇華しつつある。
3バックも、いつしかの茂庭ばりにとまでは言わないが、今日に関してはもうちょっと前行ってもよかった。

というわけで、松井が入って真ん中の選手が4人になったところでようやく巻き返し。
松井、頑張ってたので点取ってくれてよかった。
五輪のときは意味無く持ちすぎで嫌いな選手だったが、一皮剥けた。
高原、へなぎの2トップの出来は悪くなかった、というか誰使ってもあんなもんだと思うので、いかに中盤の選手の得点力を高めるか、が課題では？