コンフェデ杯メキシコ戦。
順当な結果、というかほとんどチャンスがなかった日本が点を入れるとは思わなかった。

メキシコというとW杯ベスト16レベルなわけで、2002年を越える結果を出したいのならばこの辺に勝てないとダメ。

ユーロ2004で優勝したギリシャも、あのときはたまたま噛み合っただけで今回のW杯予選の結果などを考えると、よくてW杯ベスト16程度の実力だろう。
次戦ギリシャに勝てないようだと前回の結果越えは確実に無理。

今日の日本はアジア相手だったら勝ててたかもしれないけど、1点目も2点目もW杯本戦レベルではよくみられる得点シーンだ。
少しの差のようで大きな差だと思う。

浦和×バルサ戦でのバルサの簡単に見える確実なボール回しも、プレッシャー、プレースピードが速い中でのボールコントロールを常としているからこそのしっかりした基礎技術に裏付けされたものだ。

日本代表の底上げには、常にそういう環境(つまり海外。レギュラー獲れるレベルがいい)でやってる選手を量産しつつ、召集時の連携を深めるしかないんじゃないか?

Jリーグもレベルが上がってきたとはいえ、所詮アジアCLで勝てないレベルだし、国内リーグ中心のメキシコ選手のプレーとかみてると、きっとメキシコ、米国など、欧州以外の日本ではマイナーなリーグの方がレベルは上だしいい経験が積めるのではないかと思う。
Jリーグがそこに達するまで、まだまだ時間がかかるのでは。

日本協会がやることは、そういう欧州の3大リーグレベルほど敷居が高くなくて、ちょうどいい海外リーグにガンガン日本人を送り込むパイプを作ることと、代表チーム首脳に情報提供できるインフラを整えることでは。
(松井がいるフランス2部リーグとかはどうなのかな?)

てなことを、国内リーグ所属選手中心ながらもレベルが高いメキシコ代表を観ていて思ったわけで。
目指すところにある壁は、人選とか戦術うんぬんの小手先で越えられるものではないような気がするのだな。

今日は守備は悪くなかったし、いつも叩かれがちなヘナギや両サイドのうちヘナギと加地がなかなかだったものの、ヘナギの後ろから飛び出すべき他の選手の動きが今ひとつだったように思う。
(まあ、いつものことだけど。)
っていうか、アレックスは3タッチ&5秒以上のプレー禁止。

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