PLUTO 1 (1)
2004年10月17日 アニメ・マンガ
友人のオススメの漫画を借りた。
鉄腕アトム13巻に載っている、「地上最大のロボット」だかなんだかって話を浦沢直樹がリメイクしたことで最近話題らしい。
リメイク元の方は読んでないのでよくわからないのだが、まあなんかいわゆる浦沢直樹得意のサスペンス系漫画になっていて、水を得た魚というか浦沢マンガとして普通に楽しく読める。
浦沢直樹の絵をいうと、すっきりした白い画面の中にやたら印象的な影があるというイメージなので、同じく影を印象的に使うデヴィッド・リンチの撮る映像みたいで、なにかが起こりそうな感じがこれまたサスペンス向きなのだ。
リメイクっていうとただ元ネタをなぞればいいってだけじゃなくて、いかに自分の色をつけつつオリジナルとの比較に耐えうるかで凄くセンスが問われるのでオリジナルを創作するよりも難しさがあると思うのだけど、このマンガはなかなかいいんじゃないか。（つーか元ネタしらないのだが。。。）
あきらかにネタ切れで劣悪なリメイクやらパクリやらを作っている人に読ませたいですな。
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