敗戦

2004年8月15日
五輪のせいもあってか、昨日戦争特集やってたのは、NHKスペシャルとフジの黒島のドキュメンタリーぐらいだっただろうか。

昔のことを知ると毎回思うのは、当然バカな人だっているものの、若いのに責任感があって立派な人がたくさん居たってことである。
そして、もはや20代も後半に入ってしまった俺としては彼らとの落差にへこむのである。

植民地時代の外患に危機を募らせて国家として成長を遂げたものの、いつの間にか(一般に日露戦争後だと言われているそうだけど)迷走しだした挙句に力を恐れたアメリカによって見事骨抜きされてしまって国家としては目も当てられなくなり、それでも頑張った経済の方もなんだか立ち直りの気配は見えないし。

実際おこったらイヤなんだけど、こうなったらまた物凄い外患なりの危機でも来ない限り立ち直りは無理だろう。
だらだらやってもなんとか生きていける現状だと好転は無いと思う。

あくせくしないでゆるくまったり生きたいけれど、先人の遺産で食いつなぐには生まれるのが遅すぎたなあ、
なんて思う敗戦から59年目の日であった。

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