俺様、ティーグラウンドに立つ！

先輩夫妻＋先輩の親友アンド・ミーで調布の東宝ゴルフクラブへ。

パー4・3・3が3回続くショートコースで、いよいよ俺様もゴルフデビューである。
あんな自然に厳しいスポーツ、死んでもやるものか！と思っていた青春時代の主張もなんのその、大人のコミュニケーションツールとしても便利なおっさんスポーツに足を踏み入れることになった人生の機微はなんとも感慨深いものがある。
ということで、以下はホールごとの感想など。

1ホール目
とりあえず空中に舞った人生初のティーショットは、藪の手前のラフへ。そこから無難にフェアウェイに出したところまでは、俺ってセンスあるかもと思ったのもつかの間、あとは地面のやわらかさと芝にめり込むボールに感覚がつかめずトップを連発。キャプテン翼の松山ばりの地を這うイーグルショットといえば聞こえがいいが当然イーグルとは程遠い8打でホールアウト。

2ホール目
また8打。クリーンショットはまだ無い。

3ホール目
90ヤードの超ショートホール、2オンの2パットで人生初のボギー。世良正則だ。

4ホール目
「バンカーとか打ってみたいすね」とか言ってたら本当にバンカーへ。バンカーショットを知らないので打った球は高く飛ばずに前に立ちはだかる壁を転がって同じようなところに戻ってくる蟻地獄。
萎えまくって数えるのがイヤになったころにゴルフの神様が「そろそろ勘弁してやるか」と思ったのかバンカー5打目にしてようやく脱出。
結局13打。これですっかりバンカー恐怖症に。

5ホール目〜6ホール目
相変わらずクリーンショットはないが6打、7打で突破。パットはそんなに悪くない。

7ホール目
集中力がとぎれたのか、もともとよくも無いフォームがここで大崩れ。コース的にはただ長いだけだったのだけど8オンの4パットと叩きまくってすっかりへこむ。グリーンに乗せたときのショットが初めてまともなショットでイメージがつかめたのが不幸中の幸いか。

8ホール目
7ホール目の大たたきですっかり意気消沈して無駄な力が入らなくなった、つもりがティーショットはグリーン脇のバンカーへ一直線。悪夢の再現か、と思われたが1回で出してなんとか6打で終了。

最終ホール
ティーショット、最後にしてようやくまともなショットやそれらしいアプローチが出るなどでなんとかゴルフらしいプレイでダブルボギー。

てな感じで、スコアはショートコースなのに70とあまり人には言いたくない数字だったけど、バンカー地獄にはまったりフォームが崩れたり復調したりなどそれなりに山あり谷ありのドラマを楽しんで俺様のコースデビューは終わった。

そのあとは、バンカー練習場でのバンカーショットの練習と、今まで2回しか打ちっぱなしにいかなかったので体得していなかったリストコックというものを先輩から教わって打ちっぱなしで練習。

俺様の日ごろの行いもあってか梅雨の合間をぬう晴天の中、気持ちよくプレイできて面白さを見出してしまい、早速来週自前のアイアンセットを購入予定だ。

というわけで土日ずっと運動しっぱなしだった肉体を昨日に続き指圧で癒して就寝。