ビデオ鑑賞メモ
2003年1月27日風邪でダウン、会社に行かず。
ということで、TSUTAYAの優待券を使い切るべく借りていたビデオを寝ながら鑑賞。
「ローズマリーの赤ちゃん」ロマン・ポランスキー監督
何かといわくつきなポランスキー監督の代表作をついに鑑賞。
オープニングの音楽からして不気味な感じのこの映画、ミア・ファロー演じる妊婦の精神が不安定なのか、隣人たちが本当に変なのかはっきりとわからないままラスト近くまで引っ張る演出が凄く、病人の俺は具合悪げなミア・ファローに完全に感情移入して手に汗握った。
でも、最後のシーンが、テレビから出てきて驚かせたあとのちゃちい貞子のように、得体の知れないものの正体を映像にしてしまったらなんだかしょぼかった、って感じなのがもったいない。
もっと含みのあるラストだったらよかったのに。やっぱチラリズムって大事だ。
つーかこれ、35年前の映画ということに驚いた。名画に色あせ無しだ。
「天才マックスの世界」ウェス・アンダーソン監督
期待しすぎて肩透かしを食らった「ロイヤル・テネンバウムズ」の監督の日本未公開ビデオスルー作を発見、即鑑賞。
あこがれの先生を振り向かせるためにあの手この手の悪ふざけを繰り返す15歳の学園生活を描いた、おバカでちょっとセンチメンタルなこの映画、「ロイヤル〜」と同じ雰囲気・同じゆるいテンポなのにも関わらず、これは結構ハマって観られた。
「ロイヤル〜」のときは、異質すぎるもの(ってほどでもないと思うのだけど、そういう要素がどっかに隠れていたのだろうか)に出会うと受け入れられなくてなんとなく拒否感を示してしまう、脳の安全装置が働いてしまったのかもしれないなーと思いつつ、そういや多分いままでお目にかかれなかった、どことなく吉田戦車テイストなスローテンポなおバカ映画に開眼したような気分。
てなわけで、とりあえずもう一度「ロイヤル〜」が観たくなった。
ということで、TSUTAYAの優待券を使い切るべく借りていたビデオを寝ながら鑑賞。
「ローズマリーの赤ちゃん」ロマン・ポランスキー監督
何かといわくつきなポランスキー監督の代表作をついに鑑賞。
オープニングの音楽からして不気味な感じのこの映画、ミア・ファロー演じる妊婦の精神が不安定なのか、隣人たちが本当に変なのかはっきりとわからないままラスト近くまで引っ張る演出が凄く、病人の俺は具合悪げなミア・ファローに完全に感情移入して手に汗握った。
でも、最後のシーンが、テレビから出てきて驚かせたあとのちゃちい貞子のように、得体の知れないものの正体を映像にしてしまったらなんだかしょぼかった、って感じなのがもったいない。
もっと含みのあるラストだったらよかったのに。やっぱチラリズムって大事だ。
つーかこれ、35年前の映画ということに驚いた。名画に色あせ無しだ。
「天才マックスの世界」ウェス・アンダーソン監督
期待しすぎて肩透かしを食らった「ロイヤル・テネンバウムズ」の監督の日本未公開ビデオスルー作を発見、即鑑賞。
あこがれの先生を振り向かせるためにあの手この手の悪ふざけを繰り返す15歳の学園生活を描いた、おバカでちょっとセンチメンタルなこの映画、「ロイヤル〜」と同じ雰囲気・同じゆるいテンポなのにも関わらず、これは結構ハマって観られた。
「ロイヤル〜」のときは、異質すぎるもの(ってほどでもないと思うのだけど、そういう要素がどっかに隠れていたのだろうか)に出会うと受け入れられなくてなんとなく拒否感を示してしまう、脳の安全装置が働いてしまったのかもしれないなーと思いつつ、そういや多分いままでお目にかかれなかった、どことなく吉田戦車テイストなスローテンポなおバカ映画に開眼したような気分。
てなわけで、とりあえずもう一度「ロイヤル〜」が観たくなった。
コメント