首里城の近くにある嘉例山房には、ウンタマギルーとか沖縄を題材にしたマンガのほかに、琉球の歴史っていう、どうも学校で歴史の授業の補助教材にでも使うような資料集がおいてあった。

それをちょっと読んでみた友人いわく、これちょっと変だ、と。
俺も読んでみたら、第二次大戦前後のあたりの記述で、かなり感情的で、客観的でない表現が使われていた。日本の行為に関して「卑劣な」とか客観的でない表現が盛りだくさんだったり、何の脈絡も無く「凄惨な戦い」とかいう単語がゴシック体になってたりとか。。。

まあ気持ちはわかるんですが、幼少の折にこれを教材として学んだ場合にはかなり歪んだ歴史観が形成される恐れがあるわけで。

読み返してみれば扶桑社のやつもそうだったかもしれないけど、やっぱり歴史の教材は客観的な表現と事実の羅列のみに留めるべきだなーと思った次第。

そこで事実の意図的な取捨選択が生じたり、その教材を使って教える人の思想が偏ってたりもするのでそれってのもなかなか難しいけれど。

あの国もあの国も、歪んだ歴史教育を受けてしまったらある問題に対して冷静に考えられなくなってしまうのもある意味仕方がない。

そういった意味では、現在進行形の歴史を伝えるニュースを報道する場合もそうではなくてはならないと思うけど、
民放だと多かれ少なかれ私情のフィルターがかかってるのでやっぱニュースはNHKで観ることが多くなる。

でも、事実の羅列ばっかだと無味乾燥でつまらなくなるのもまた事実であり。

なんだか難しいなあ。

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