Hush little baby, don’t say a word.
2002年5月10日満身創痍ながらもスケジュールを死守。ふー。
連休中、ゲイ監督、橋口亮輔の新作「ハッシュ!」を観た。
前回やってた「メメント」ほどではないようだけど、20分前に行ったら映画館のある8Fから3Fまで列が出来ていた。だったら3Fで受け付けせいっちゅうに。とは言わないけど。
とにかく、シネクイント、今回もホクホクの様子。
俺は片岡礼子の演技を観に行ったのだけど、同監督の「二十歳の微熱」でデビューした頃とはまったく違う年輪を感じさせる名演技だった。
片岡に限らず、元男闘呼組の高橋和也も、ほんとにこいつホモなんじゃねえの、と思わせる真にせまる演技。
田辺誠一も、今までは印象薄かったけど好演で印象に残った。
以上主演の3人のほかの脇役達も、それぞれスパイスを効かせる役をもらって活き活きと演じている。役者の巧さもあるのだけど、これには監督の演出の巧さが大きく影響しているように思う。
この演出の巧さ、「二十歳の微熱」の時も感じたのだけどさらに磨きがかかっている。脱帽。
演出もさることながら、この映画のテーマであり終盤に語られる(橋口氏の?)人間関係観、そして随所に散りばめられたオカマギャグがこれまたすごい。
この映画で出てくるオカマギャグ、男でも女でも思いつかないような発想だな、と感じた。
俺から見ると女の子は男と異質な考え方ではあるけど、まだ予想の範囲内の感性(というと知った顔で失礼だろうか)なんだけど、オカマギャグはハッとさせる感性で、いい意味で予想を裏切ってくれるのだ。やはり男の俺とは頭脳の構造が違うのだろう。
俺はホモ嫌いだけど、ゲイ監督橋口亮輔、奴は侮り難し。
以上、そんなことを感じた、名作でした。
これを読んだ人もシネクイントへゴー!
連休中、ゲイ監督、橋口亮輔の新作「ハッシュ!」を観た。
前回やってた「メメント」ほどではないようだけど、20分前に行ったら映画館のある8Fから3Fまで列が出来ていた。だったら3Fで受け付けせいっちゅうに。とは言わないけど。
とにかく、シネクイント、今回もホクホクの様子。
俺は片岡礼子の演技を観に行ったのだけど、同監督の「二十歳の微熱」でデビューした頃とはまったく違う年輪を感じさせる名演技だった。
片岡に限らず、元男闘呼組の高橋和也も、ほんとにこいつホモなんじゃねえの、と思わせる真にせまる演技。
田辺誠一も、今までは印象薄かったけど好演で印象に残った。
以上主演の3人のほかの脇役達も、それぞれスパイスを効かせる役をもらって活き活きと演じている。役者の巧さもあるのだけど、これには監督の演出の巧さが大きく影響しているように思う。
この演出の巧さ、「二十歳の微熱」の時も感じたのだけどさらに磨きがかかっている。脱帽。
演出もさることながら、この映画のテーマであり終盤に語られる(橋口氏の?)人間関係観、そして随所に散りばめられたオカマギャグがこれまたすごい。
この映画で出てくるオカマギャグ、男でも女でも思いつかないような発想だな、と感じた。
俺から見ると女の子は男と異質な考え方ではあるけど、まだ予想の範囲内の感性(というと知った顔で失礼だろうか)なんだけど、オカマギャグはハッとさせる感性で、いい意味で予想を裏切ってくれるのだ。やはり男の俺とは頭脳の構造が違うのだろう。
俺はホモ嫌いだけど、ゲイ監督橋口亮輔、奴は侮り難し。
以上、そんなことを感じた、名作でした。
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