ユーロ2016 準々決勝
ウェールズ×ベルギー

ウェールズは3-4-3
ベルギーは4-2-3-1

序盤、個人の能力に勝るベルギーが攻勢。ゴール前を固めるウェールズだったが、前半10分ぐらいにナインゴランの無回転ミドルシュートでベルギー先制。

カウンター狙いのウェールズはゲームプランが崩れたが、その後ベルギーは寄せが甘く、アレンによるゲームコントロールを許す。さらに怪我や出場停止で、ドレッドヘアの補欠2名が出ているベルギー最終ライン左サイドのポンコツぶりをウェールズが突くようになる。

CKからのラグビーのモールみたいな動きでマークを剥がし、ウェールズ6番キャプテンがフリーでヘディングを叩き込んで同点。
ベルギーはこれに再三対応できず、やられ続けた。

後半、ベルギーはカラスコを下げてボランチにフェライニを投入。これでボランチはダブルアフロ体制になり、中盤のチェックが厳しくなったベルギーが再び優勢に。
フェライニのボンバーヘッド攻撃などでゴールに迫るが、
ポストプレーはともかく、この大会外しまくっているルカク兄がこの試合でも安定したクリアリングを見せてウェールズを勇気づける。

これに負けじと、左サイドバックのルカク弟も穴っぷりを発揮し、ウェールズはベルギーの穴を起点にベイル→ラムジー→カヌとつなぎ、カヌの見事な反転から逆転弾。

ルカク弟を下げ、パワープレーに出るベルギーだったが、またもや左サイドを崩されてダメ押し点を献上。

組織力に勝るウェールズが、見た目だけは派手だけど、まとまりがなくノープランなベルギーを3-1で下し、順当勝ちした。

ベルギーはこれでFIFAランキング2位だとか。オーストリアの件もそうだけど、FIFAランキングが如何にあてにならないかを証明した。

ベルギー、個人能力は高いので、多少の規律とともに全員丸坊主、彫り物も消して、見た目ではなくプレーのみで個性を出すようにしたらもっと強くなりそう。

ウェールズ、勝ったものの準決勝では重要メンバーのラムジーが出場停止で片肺飛行が強いられる。
7番アレンの奮闘と、20番のドリブラーの使い方次第だろうか。

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